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MASH-ROOM

ヴィンテージ、だけどフレッシュ

かつて家を支えた柱や梁、家具になるはずだった木材──。私たちは災害廃材や規格外木材から、世界に一つだけの家具を生み出します。デザインはさまざまなクリエイターが手がけ、作り手は500年の歴史を持つ家具の街・福岡県大川市の職人たち。売上の一部は、私たち自身が被災地に足を運び、現地で支援にあたる際の費用として活用しています。

家具を通じて“古材の流通”を生み出す

年々深刻さを増す自然災害。被災地では、かつて人々の暮らしを支えていた建物が崩れ落ち、その木材の多くが捨てられてしまいます。街なかでは、空き家が重機であっという間に壊され、まだ使えたかもしれない木材がゴミになっています。家具の工場でも、まだ使えるはずの木材パーツが、キズや流行の影響で家具として組み立てられる前に廃棄されています。

私たちは、そうした処分されてしまう木材を買い取り、クリエイターのアイデアと職人の技術によって新しい家具を作ります。

目指すのは、今の日本ではまだ確立されていない「古材」の活用システムをつくることです。

売上の5%を災害支援に

MASH-ROOMには重機の操作を得意とするメンバーが在籍しており、どこかで自然災害が起これば、自ら被災地に向かい、重機を動かし、他の緊急援助チームと共に支援活動に参加しています。そもそもMASH-ROOMは、災害支援での人と人との出会いから生まれたプロジェクトです。

そのため、売上の5%は、私たち自身が被災地に赴いて支援にあたる際の経費としてプールし、必要なタイミングで活用させていただきます。

ものづくり

MASH-ROOMの家具は、災害材などの貴重な木材を再利用し、一点一点丁寧に手作業で仕上げています。そのため、同じ商品でも加工跡や木目が一つひとつ異なり、世界に一つだけの個性をお楽しみいただけます。

木は生きた素材であり、環境に応じてゆっくりと呼吸しながら、時間とともに変化していきます。使い続けるほどに、木が本来持つ美しさや風合いが深まり、割れや色の変化も“味わい”として暮らしに寄り添ってくれます。季節や湿度によってわずかに膨張・収縮することがありますが、それもまた木製品ならではの魅力です。

また、受注生産を基本とするため、納品までにお時間をいただいております。ひとつひとつ心を込めて製作しておりますので、どうぞ楽しみにお待ちください。

室町時代から続く大川の木工技術

私たちの家具は、日本最大の家具の産地として知られる福岡県大川市で製作しています。

室町時代から受け継がれてきた木工職人の高度な技術と、美しさと強度を両立させる細やかな手仕事。そこに、独自の流通の仕組みや関連企業の集積が加わり、大川は日本でも類を見ない「木工の町」として発展してきました。

MASH-ROOMの家具の多くは、大川家具を牽引するものづくり企業のひとつ「園田産業」が製作しています。時代に左右されない丁寧なものづくりと、素材への深い理解に支えられたクラフトマンシップが、私たちのプロジェクトを力強く支えてくれているのです。

園田産業

園田産業は、全国的にもめずらしい、テーブルやソファなど、いわゆる「脚もの」に特化した家具メーカーです。工場も脚もの専用にラインを構築し、ムダを削ぎ落としてテーブルや椅子づくりに集中することで、高い品質とデザイン性を保ちながら、余計なコストを抑えたものづくりを実現しています。

組織

企画、運営:Team MASH-ROOM
製作、販売、メンテナンス:株式会社 園田産業 

会社概要

株式会社 園田産業

本社〒831-0006 福岡県大川市中古賀561-1
創業 1961年1月
設立 1980年1月
代表者 代表取締役社長 園田 康介
資本金 1,000万円
年商 6億円(2009年12月現在)
社員数 30名
取引銀行 佐賀銀行大川支店、西日本シティ銀行大川支店、大川信用金庫三又支店